当サージセンターにて耳鼻咽喉科手術を行なっております。術中の痛みや出血を考慮し、ほとんどの手術を全身麻酔で行います。また、最新設備による手術時間の短縮、独自の術前検査と術前管理、安定した全身麻酔、適切な周術期管理により、日帰りまたは1泊2日入院による手術を基本としています。
● 入院病棟は外来診療と隔離し、クリーンで安全な管理区域となっています。 ● 入院患者さんにあらかじめ抗原定量検査を行い陰性を確認して入院手術を行っています。 |
「皆様に最良の手術を提供することを目標に」を理念としてサージセンターではいくつかの特徴ある手術を行っています。
数多くの手術を執刀してきた経験豊かな耳鼻科専門医である院長自身が多岐にわたる耳鼻咽喉科手術のすべてを行っていますので当サージセンターの手術治療は皆様に安心してお受けになっていただけるものです。
術中の痛みや出血を考慮しほとんどの手術を全身麻酔で行っています。麻酔は麻酔科専門医が、手術は耳鼻咽喉科専門医が行います。麻酔科専門医が行う最新の全身麻酔は信頼性が高く安心して受けていただけます。
当院で手術を希望される患者さんが手術前の診察の際に私たちにお尋ねになることがあります。それは
多くの医療機関では手術を受けると1週間から10日間、あるいはそれ以上入院することになるのですが、このクリニックでは日帰り・短期入院が可能なのはなぜですか?
というご質問です。当クリニックでは開院以来20数年にわたりこの短期滞在手術を積極的に導入してまいりました。現在当院で行う手術はほとんどすべてが短期滞在手術です。
欧米特に米国は短期滞在手術の先進国で、多くのノウハウが蓄積されています。米国で短期滞在手術が普及しているのは
一方で手術の安全性、手術成績が第一であることは言うまでもありません。症例を正しく選択すれば短期滞在手術であっても手術成績にも問題ないことは米国の実績で確認されています。手術の安全性は手術施設の短期滞在手術をおこなう体制が確実に確保されていることが不可欠です。当院では以下の点に留意し短期滞在手術を行う体制を確立させています。
米国麻酔科学会身体状況分類
「皆様に最良の手術を提供することを目標に」を理念としてサージセンターでは施設の充実を図っています。
最新設備の完備した手術室
入院病棟は外来診療と隔離し、クリーンで安全な管理区域となっています。
手術直後の患者さんの状態は監視モニターにより逐次確認把握し安全を確保しています。
当院の手術の学術的検討を行い、学会専門誌に投稿しています。
耳の手術│鼓膜チューブ留置術│鼓室形成術│鼓膜形成術│あぶみ骨手術|内リンパ嚢手術|
鼻の手術|アレルギー性鼻炎に対する下甲介粘膜焼灼術|鼻中隔矯正術・下甲介手術|副鼻腔内視鏡手術|
咽の手術|扁桃摘出術|声帯微細手術(ラリンゴマイクロサージェリー)|
頭頸部の良性腫瘍の手術|耳下腺腫瘍|甲状腺腫瘍|
どのような患者さんに行うか
どのようなチューブを選択するか
短期留置型 チューブ | 長期留置型 チューブ | |
留置機関の平均 | 8~16カ月 | 18か月~3年 |
選択基準 | 1回目のチューブ留置術 | 再発症例の再手術時・難治症例 |
チューブの有効性 | 50~80%の症例で1回の短期型留置チューブ留置 で、後遺症なく治癒する。 | |
チューブ留置中の有害事象 | 耳漏17% 再発性耳漏2.1% チューブ閉塞6.9% 処置の必要な肉芽1.8% 早期チューブ脱落3.9% 鼓室内脱落3.5% | チューブ除去の必要な耳漏4.0%(そのうち87% が長期留置型) |
チューブ抜去後の変化 | 鼓膜硬化31.7% 鼓膜萎縮24.6% 鼓膜緊張部ポケット形成3.1% 短期留置型の鼓膜永久穿孔2.2% 短期留置型の真珠腫形成0.8% | 長期留置型の鼓膜永久穿孔16.6% 短期留置型の真珠腫形成1.4% |
短期留置型チューブ(白色)を留置した右の鼓膜所見
長期留置型チューブ(緑色)を留置した右の鼓膜所見
鼓膜換気チューブの術後管理
鼓膜換気チューブはいつまで留置すべきか
小児の鼓膜切開や鼓膜チューブ留置を局所麻酔で行う問題点
どのような患者さんに行うか
どのように行うか
小林耳鼻咽喉科内科クリニックでは全身麻酔下に手術用顕微鏡を用い鼓室形成術を行います。全身麻酔は麻酔科専門医により行われ、1泊2日の短期滞在手術です。
どのような患者さんに行うか
どのように行うか
小林耳鼻咽喉科内科クリニックでは手術用顕微鏡を用い鼓膜形成術(接着法)を行います。手術は局所麻酔でも行えますが、全身麻酔下に行う方が確実、安全に行えます。。
どのような患者さんに行うか
どのように行うか
下甲介焼灼術の原理・効果
手術の手順
帰宅後の注意
術後の経過
どのような患者さんに行うか
彎曲した鼻中隔(黄色い矢印)と粘膜の肥厚した肥厚性鼻炎(※)
どのように行うか
小林耳鼻咽喉科内科クリニックでは全身麻酔下で鼻中隔矯正術・下甲介切除術を行っています。短期滞在で行っていますが、日帰り手術(1日入院)も可能です。鼻中隔矯正術
下甲介手術
手術前後の比較
合併症の可能性・危険性
どのような患者さんに行うか
急性扁桃炎
どのような患者さんに行うかどのような患者さんに行うか
どのように行うか
手術の合併症の可能性・危険性
声帯ポリープ
各々をクリックすると説明書(PDF)をご覧いただけます
STEP.1 術前診断 |
当院での手術を希望される場合、まず院長の診察を受けて頂きます。診察は予約制です。小林耳鼻咽喉科内科クリニック受付にて予約をお取りください。他医療機関からのご紹介の方は診療情報提供書(紹介状)ご持参ください。
院長診察では病気の診断、手術適応の判断をいたします。場合によっては診断のための検査が必要となることがあります。
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STEP.2 手術予約 |
診断が確定し手術を行う場合に、次に手術日を決定します。手術日は原則として金曜日です。手術当日朝入院となります。手術により1日入院(日帰り手術)、2日入院(手術翌日退院)となります。
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STEP.3 術前検査 |
全身麻酔下の手術を受けるには術前検査が必要です。全身麻酔のための全身状態チェックの検査(血液検査・心電図・呼吸機能検査・胸部レントゲン検査)と耳鼻科手術ための画像診断検査を行います。全身状態検査は当院で行います。予約検査も可能です。画像検査は外部医療機関への紹介検査ですが、予約が必要で当院から直接予約ができます。画像検査医療機関は都内各所にあり、土・日曜日も可能です。検査は手術2週間前までに済ませてください。
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STEP.4 術前 オリエンテーション |
術前検査の結果が出た後、手術前1週間前後の日に術前オリエンテーションを受けて頂きます。手術説明書・承諾書をお渡しします。手術前の注意事項を説明し、パンフレットを差し上げます。
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STEP.5 入院 |
指定された時間に入院をして頂きます。来院されたら受付けおいで下さい。入院日が手術を行う日です。手術は空腹で受けていただく必要があります。前日夜11時以後は飲食禁止です。ご注意ください。受付後お部屋にご案内します。入院後院長診察があります。病室はすべて個室となっています。
本年度の医療費改正に伴い現在改定中です。
詳しくは受付にお問い合わせください。
現在準備中です。電話にて受付にご確認ください。